和歌山県北部にある根来寺という場所へ訪問してきました。複数の寺がまとまった場所で、桜のシーズンには多くの桜が咲き、地元の方を中心に人気の観光地となっています。
また、近隣にも資料館や歴史的建造物になる大きな門、道の駅や大学、緑地公園など様々な施設があります。
道路自体も個人的には好きで高速道路近くを走る道になっており、和歌山市から岩出市、紀ノ川市へと続く長い一本道になっています。農業道で道路の両サイドには多くの田園があり、夏場から冬場にかけて和歌山県の名産品であるみかんが実り、ドライブだけでも充分楽しめるため、車をレンタルして走るにもオススメの道になっています。
大きな力で鎮魂を行うお寺
私はホラー関連がずっと苦手でした。リングなどもまともに見たことがなく、遊園地でお化け屋敷に入ることもありません。しかし、年齢を重ねたからなのか多少免疫ができ、YouTubeで活躍するホラー配信者の動画は観れるようになりました。
観る目的としては心霊スポットを避けるためでして、副産物として民俗学に関する知識も少しずつ付いてきたと感じています。
そんな中でお寺といえばお墓が付き物なので、根来寺にも多くの墓地が存在します。入ってスグの場所や奥にある院の裏手、山奥などにとてもたくさんの墓地があり、お墓も凄い数が並んでいます。
多くの墓地がある根来寺ですが、早朝から夕方にかけては安心して行ける場所で、自然も豊なのでドライブの休憩で何度も足を運んでいます。入館料的なモノで500円をお渡しするのですが、充分に価値があると思っています。 ちなみに、朝の光を活用して撮影したいと思って、早朝に訪問したのですが、どこもは入れなかったことから、帰りがけにお金をお渡ししようとしたら「えぇよ~」ということで仰っていただき、久々に早起きは三文の徳を経験できました(笑)。
真言宗派の由緒あるお寺
さて、余談が長くなりましたが軽く根来寺についてご紹介したいと思います。高野山で学僧をされていた覚鑁(かくばん)上人により開創された新義真言宗の総本山となる根来寺。
興教大師の御廟(お墓)を守り続ける場所で、開山以来、約900年以上の伝統を誇っています。山内には日本最大級の木造の大塔があり、大伝法堂には重要文化財である三体の本尊が奉安されています。
岩出市の山間部にあり、葛城連峰の端にあり、約350万㎡の境内を有し、四季折々に様々な姿を見せてくれる場所です。ぜひ、機会があれば現地へ訪問してみて下さいね。
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