関西エリアのローカルガイドマガジン

City

大阪府と東京都の違い

日本で六大都市と呼ばれる場所が存在します。東京都を中心に神奈川県や愛知県、京都府に兵庫県。そして、大阪府です。いずれも人口や企業・店舗が多く、たいへんにぎわっている動きが盛んな場所として有名です。私は大阪府でずっと育ち、東京都にしばらく住んでいました。結局、夢やぶれて都落ちして戻ってきたのですが、そこで感じた「あぁ。東京やな」という内容をご紹介したいと思います。

大都市・摩天楼と呼ばれる東京都

東京駅はとても美しく、周りも素敵な場所でしたね

さて、ではまず東京都から話しましょう。個人的な感想は孤独をすごく感じる場所でした。それと同時にアメリカのような自由で実力な世界が広がる空間だとも感じていました。自分に力があり、どんどんと高みにのぼっていくには絶好の環境が東京都にはそろっているのだと日々思いながら過ごしていたものです。カルチャーショックだったこととしてはボケても誰も拾ってくれないという点です。淡泊・冷たいといった印象がありましたが、人としてはかかわった人々は皆さん優しかったです。

とにかくすごい人の多さで、専門学生時代は神奈川県に住んでて、東京都に行くという流れでした。田園都市線という沿線にいつも乗っていましたが、大阪府で体感したことのない人の量で、人生で初めて電車内で宙に浮くという経験をしたのが田園都市線でした。あれを超える乗車率の高さは今後相当なことがないと経験することはないと思っています。

その後は埼玉県に引っ越しを行い、埼玉県から東京都の職場に通うという日々を過ごしていました。反対方向になっても人の多さは変わらず、どこに行っても人、人、ひとぉぉぉぉ!という感じで疲れていました。大阪府といえど人の少ない田舎な方面で暮らしていた自分には正直合わない場所だと感じていましたが、頑張ると決めて来ていたので踏ん張って過ごしていました。

就職した当時はまだ建設途中だったスカイツリー。本当に長い建造物です。

写真でもわかる通り超過密な都市で色々な物や事が存在します。もちろん、いい人もいれば悪い人もいますし、いいことも悪いこともたくさんあります。そんな光と影に照らされる日々の中で知り合った人たちは入れ替わり立ち代わりの激しい状況が続いた濃密は5年ほどだったと記憶しています。当時は若かったからこそ乗り切れましたが、今再び東京都で日々を過ごせる自信は正直あまりないほど、情報があふれかえった空間だと感じます。

明確な目標を持つ、強い意志を持った人には最高の環境だと思いますが、志が弱い人や夢が漠然としている人はすぐに摩天楼に包み込まれてしまうことでしょう。それほどにいろんな出来事が存在する特殊な空間で、様々な経験を高速で体感できる場所が東京都という印象です。

大都市・天下の台所である大阪府

道頓堀は定番の観光スポット。地元民では定番のナンパスポットでもあります。

対して、長年生まれ育った場所である大阪府を紹介していきましょう。東京都と行き来をしている中で一番違うなと感じる瞬間は駅や空港を降りた時です。東京都はすごいシーンとしている感じを受けるのですが、大阪府に戻るとガヤガヤしていると感じるのです。しゃべってないと生きていけないのかというくらい話をすることが多いエリアで、駅や空港は厳かな雰囲気があるため東京都や他のエリアではわりと静かな雰囲気を感じるのですが、大阪府ではにぎやかに感じて、いつも誰かが話をしている場所なんだと強く感じます。

食文化でも違いがあり、東京都で苦労した点として味の濃さでした。大阪府ではだしの優しい感じが味わえるのですが、東京都では汁を飲めないというくらい何を食べてもしっかりと味付けがされていることは大変に感じました。粉モンと呼ばれる食品が少ない点もつらかったですね。今でこそ銀だこがあるのでたこやきはわりとどこでも食べれますが、当時はまだ物珍しい食べ物で東京都ではなかなか食べれないモノだったと記憶しています。

両方を比較して個人的には大阪府が落ち着くなという感覚があるので、引っ越しをしたとしても関西エリアを抜けるかどうかは悩みどころだと思っています。元々、地元は特殊なお祭り文化があり好きではありませんでしたが、他を見て改めて大阪府の良さ、関西の風土の良さに気づけたと思います。なので、皆さんにもそんなええ場所を知っていただきたいと考えましたのでLocaHanTravelsにてご紹介していこうと思います。

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