最近iPhone13ProMAXに機種変更してから、一眼レフでないと撮れない写真や映像を撮れるようになり、いろんなところで撮影を行っています。しかし、手で撮影すると物撮りや夜景の撮影で少し手ブレが発生しまうため、三脚を購入しようと思い、最近使い始めたVelbon×Colemanの自撮り棒をご紹介したいと思います。金額の割に結構使える印象なので、使った感触なんかも交えてお話していこうと思います。
使った感じから見るメリットとデメリット
Velbon×Colemanの2大ブランドがコラボした証を裏面に持つ自撮り棒
■メリット
- 小型で折りたためるため持ち運びに便利
- 自撮り棒と三脚の両輪を持っているため多様なニーズに対応している
- 遠隔のボタンがあり、固定した撮影を行いやすい
■デメリット
- 固定部分が簡易なため、天候が厳しい状況では使いづらい
- 自撮り時と定点撮影時に棒を最大まで伸ばすと映像がブレる
- スマートフォンの固定箇所がゴムで挟むタイプなので激しい動きに適していない
自撮りから固定撮影までこなせる便利グッズ
国内で三脚メーカーとして有名な「Velbon」とアウトドア関連でメジャーブランドである「Coleman」がコラボした自撮りから三脚を広げた固定撮影まで行える「セルフィースタンド」。ライト付きや2台同時撮影などを行える三脚が店頭で並んでいましたが、自撮りをするなんてことは基本ないので、Bluetoothのリモコンが付いている三脚を購入。
高さが146.7mm、幅が71.5㎜あるiPhoneでもしっかりと固定して持ち運べる挟み込むタイプの三脚で、他のサイズでも問題なく挟んで使えると思います。そこまで固定がしっかりしているタイプではないため、ブンブン振り回したり、強風の日に使うといったことは避けた方がいいと思いますが、日常の風景やナイトモードを活かすために固定撮りをする場合に重宝できるアイテムだと言えます。
自撮り棒感覚で伸ばして使うこともできるし、棒を伸ばさずに縮小した状態でジンバル感覚で使うこともできました。ブレを軽減する機能はないためiPhoneの性能に頼るか、自分でブレないように持ち続けるかといった対策は必要ですが、少し移動しながら撮影するには便利かもしれません。長い状態ではブルブル揺れてしまうため、動かしての撮影は酔ってしまう映像になってしまいます。
しっかり開く三脚部分を持つ自撮り棒
スマートフォンを固定したら、少し内側に入っている棒の部分を伸ばしてあげると、三脚としてグリップ部分を開くことができるようになります。1本ずつ手で広げてあげて、任意の場所に置くことで固定撮影ができるようになっています。
内側に入っている棒を調整することで、高さ調整を行えるタイプで、最長685mmまで伸びるタイプです。棒の部分はそれほど安定感がないため、最長まで伸ばして使うことはオススメしないですが、少し高さ調整をするくらいならそこまで画像がぶれることなく使える自撮り棒だと感じました。
伸縮自在の棒で撮影の幅が広がる
内側に内蔵されている棒は三脚を出した状態でも使えるため、ある程度高さのある映像を固定して撮影したいというニーズにも対応しています。高さは任意の部分で固定できるため、少し離れて撮影しないと撮れないような虫・小動物の撮影などに使えるかもしれません。Bluetoothの撮影ボタンと組み合わせることで、より撮影の幅を広げることが可能かと思います。
警棒的な感じで段階的に伸ばせるようになっており、それぞれの高さで自然に固定された状態になるため、使いやすい伸ばし棒だと思います。ただ、最大の高さまで伸ばした場合、風の影響を受けやすく、中間くらいの高さまでで使うか、最大まで伸ばした場合は手を添えて固定してあげるなどの工夫が必要です。
少し離れた位置から撮影できるボタン付き
最後にBluetoothのボタンをご紹介します。親指ほどのサイズで棒に取り付けられているボタンを使うことで固定した状態のスマートフォンを触ることなく撮影が可能となっています。
三脚状態にして、固定したまま少し離れて撮影できるため、自身の影を気にしなくてよくなり、角度的に自分が撮影する体制をとりにくい場合に使える機能で便利でした。動力は丸形のリチウム電池で購入した際に予備が1つ付いていました。なくしやすい大きさであることに変わりないので、取り扱いは注意した方がよいです。
色は黒を購入しましたが、白も売っているため自分の好みに合わせて選べます。入門編としては便利に感じましたので、カメラ初心者さんにはオススメな一品かと思います。
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