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和歌の浦で見つける万葉集の歴史

今回は和歌山市和歌の浦にある片男波にある片男波海水浴場と玉津島神社・鹽竃(シオガマ)神社についてご紹介いたします。前日は春一番が到来していた影響もあり雨や風がすごい中、遠征するかどうか悩んでおりましたが、朝起きてからベランダに出てみるとウソのように快晴。風が少々強くて現場で凄いことになった場面もありましたが、天気に恵まれながら無事に撮影できてよかったです。

地元のご家族からカップルでにぎわう片男波

快晴に恵まれ、美しい海と波の音が心地よいひと時を演出。

まずはiPhone13ProMaxの性能をいろいろ試したかったのと、愛車の86が停められる駐車場に行きたかったこともあり、片男波海水浴場へ行くことに。公園と海水浴場があり、地元民で多くにぎわっていました。

片男波は砂浜で全長1200mという長さから和歌山県内随一の海水浴場と言ってもいいくらい長く広く、そして美しい海水浴場でした。だいたい遠方から和歌山県へ訪れる場合はすっとばして白浜へ行かれると思いますが、道中でも十分楽しめるスポットがあり、和歌山県はいろいろと楽しめる場所だと感じます。

シーズン中になると駐車場料金が1000円最大になりますが、シーズン外であれば400円で車を停めることが可能なのもうれしいポイントですね。海水浴場と対に片男波公園という場所があり、コンサートを行える場所やアスレチック的な遊具があり、家族がワイワイとキャッチボールしたり語り合ったり、散歩したりと皆さんそれぞれに楽しんでいました。

公園横に併設されている万葉館

また、万葉館という建物が併設されています。万葉集の中には和歌山にちなんだ歌が107首存在するそうで、資料やシアター、展示場などがある様子でした。レストランなども併設されており、片男波の水平線を眺めながら楽しめるお食事はさぞ格別なんでしょうねー。 さて、裏コペロンが出ないうちに片男波のお話へ。海水浴場はとても広くて、とりあえず両サイド行ききってみようと歩いたものの、どちらも途中であきらめたくなるほどながーく続いていました。砂浜・海ともに美しく、白浜へ行くのもいいですが、片男波で落ち着くのも一興ではないかと思いました。

近くには和歌の浦アート・キューブという建物があり、そちらでもコンサートを行ったりお食事を楽しめたり、フィットネスクラブも近くにあったりと、海以外でも楽しめるスポットが用意されていました。砂浜で愛車を撮影している人が数名いらっしゃったので、それはぜひマネしなければと思った場所でした。

巨大な岩に囲まれる地域の守り神

巨大岩に囲まれるように存在する玉津島神社。

海辺での撮影を終えて、私の本命である神社へ向かうことに。当日は紀三井寺の神社も訪問する予定でしたが、気が付けば夕方で、歩き疲れたこともあり、ここで終点として本日は帰宅しました。

神社横にある岩。登れそうなほどゴツゴツした巨大岩。

まずは玉津島神社に訪問します。神社の横は本当に巨大なクライミングできるやんっと思えるほどの岩が鎮座していました。中に入る時も大きな岩が横に存在しているなど、すごい迫力を持つ神社だなと感心していました。当日はお宮参りで訪問されているご家族やカップルでお参りに来ている方、家族で参拝に来た方や私同様にソロプレイヤーなど、様々な方がひっきりなしに訪れている人気の神社でした。

入口の神社名も岩で制作されています。
万葉集で多くの首がある和歌山県。境内にも歌がありました。

まずは鳥居で挨拶を行い、撮影の許可をもらいにお社へ。道中も寄り道ポイントがそこまで広くない境内の中にいろいろありたどり着くのに少し時間がかかりました。中でも最初の鳥居の後にある鳥居近くでしだれ桜が植えられており、さらに時間を消費してしまいました。朱色の鳥居に負けない色合いで美しくしだれていましたので、しばらく撮影をしていました。

撮影に夢中になるほど見事なしだれ桜が植えられていました。

境内もとてもきれいにされており、人の手がしっかりと入った場所で多くの方が訪問されていると感じる神社だと思います。挨拶を済ませた後は境内を散策。お社のすぐ横に脇道があり移動してみると根上がり松と呼ばれる松の根っこが鎮座していました。これは大正10年に和歌山市高松から移した松だそうで、ご神木として祀られていました。その横も道が続いており、和歌の浦アート・キューブが見える小高い丘になっており、ベンチが設置されており、景色をゆったりと楽しめる場所になっていました。

その後も境内でいろいろ撮影を終えて、鳥居をくぐり、駐車場へと向かいます。その対面に階段があり、大きな石碑がおかれています。少し山を登るような感じの道があるため、登りたい衝動が収まらず登ってみることに。急こう配な階段になっていましたが、難なく登れる高さでルンルンに進んで、あと少しで頂きにと思った瞬間。ブーンっという不穏な音が発生。クマンバチのようなスズメバチのような物体が頂き付近をうろうろ。仕方なく少し手前で、片男波の手前を撮影して下山することに。巨大な岩山を登れたことで満足できたので歩いて正解でした。

あと一歩で頂上でしたが手前であきらめました。

玉津島神社と共にある神社

本当に数mでたどり着ける場所にある鹽竈神社

神社を出て戻ろうと片男波方面を見ていたところ、信号待ちがあったため周囲をキョロキョロ。すると、左手にも鳥居が!鹽竃神社と呼ばれる神社が併設?されており、安産や子授けるご利益を持つしおがまさんという神様が祀られている場所が存在しました。さらに岩山に囲まれており、厳かな雰囲気の中、のぼりと絵馬が心地よい音を出して演出を強化してくれていました。

一人入るだけでいっぱいになりそうなほど岩の中にある神社でした。

こちらはとっても狭く、人が数人入れば満員になりそうなほどのスペースで、どこ見ても岩に囲まれており、神様が祀られている場所は完全に岩の中という印象で、とっても厳格な雰囲気があった記憶です。ご挨拶をしてから撮影を行い、帰路につきました。

86に戻るまでも橋が雰囲気あったりして、道草を食いながら愛車と共に大阪へ戻っていきました。次も和歌山内をと思っていたけれど、iPhoneできれいに夜景を撮影できることを知ってしまったので、都心部の撮影で次は向かうかもしれません。

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